企業の即応能力 8
・即応能力
転換の計画が立ち、実行に入ってからでも、状況に即応して軌道修正をすることが、その計画の目的を達成する点から見ても必要です。
計画というものは、事前のそれより前の情報にもとづいて立案するものです。
そのため、実行中にその惜報どおりにはいかないことが出てくるのは、必然的なことです。
そこで、計画のままでは不具合になる可能性はかなりあるので、次々の情報を考慮して、軌道修正をすることが必要になってきます。
また、計画には誤りが含まれることも完全には回避できないから、実行開始後に軌道修正をする必要が出てくることはやむをえません。
情報が追加された場合、判断の狂いが判明した場合、内部の変換が予定どおりにならなかった場合、内部の変換により摩擦が発生した場合、社会情勢や業界事情が変化した場合、技術的な変化が出てきた場合・・・
などなど、どうしても修正即応が必要になってきやすいのです。
あまり神経質になって、右往左往的にアクションを繰り返すのは、もちろんよくありません。
しかし原計画を固守すると、多くの場合、転換に無理が多くなります。
成功が遅くなるだけならまだいいでしょうが、失敗に終わることも少なくないのです。
むしろ、即応の価値は、囲碁の寄せ、野球の打点のようなものと考え、適切な即応によって、転換を達成するという気持が大切です。